ストレッチのやり方・注意事項

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ストレッチについて

ストレッチとは「伸ばす」という意味の英語で、スポーツによるけがの予防のためにアメリカで開発された、全身の筋肉や腱をのばしたりする誰にでもできる運動方法です。

スポーツ前のウォーミングアップやスポーツ後のクールダウンなどケガの予防方法として広く行われています。

スポーツ前のウォーミングアップでは、緊張していたり、疲労がたまって固くなっている筋肉や腱をほぐしてリラックスさせるので、筋肉痛を最小限に抑え、ケガを予防する効果があります。

またクールダウンでは、スポーツ後の筋肉は激しく酷使されており、固く緊張した状態になります。この状態が続くと、筋肉が弾力性を失いそのまま再び収縮を繰り返すと、筋肉に負担がかかりケガを招くことになるのを防いでくれます。

スポーツのケガ予防のために開発されたストレッチですが、日常生活においても肩こり、腰痛などの様々な症状に効果的な方法です。

精神的に緊張したり、ずっと同じ姿勢で仕事や家事をしていると、筋肉が緊張し、こり固まるので、血行が悪くなり筋肉中に疲労物質がたまり、こりの症状が現れます。

ストレッチは「伸ばす」ことによって筋肉や腱に刺激を与えるので、新陳代謝を活性化させ、血行を促進して筋肉の疲労軽減や回復を促す効果がある簡単な運動方法です。是非このアプリを利用して健康の維持向上やケガの予防にお役立て下さい。

体を温めてリラックスして行う

身体が温まっていないと筋肉や腱は伸びにくいので、風呂上がりか軽いウォームアップをしてから行うと最大の効果が得られます。

またストレッチを行う時はリラックスした状態で始めましょう。

テレビや音楽を聴きながら行うのもお勧めです。

順番・流れ

出来れば特定のストレッチに限定するのではなく、身体全体を対象とするように行いましょう。

順番としては首から初めて足首またはふくろはぎへ(反対に足首またはふくろはぎから始めてもOK)といった流れで行いましょう。

反動はつけずゆっくり伸ばす

最初から目一杯伸ばすのではなく、優しくゆっくりと徐々にストレッチ強度を上げるように心掛けましょう。

そうすれば筋肉や腱がリラックスし効果的にストレッチが行えます。反動をつけてストレッチを行うと無理に伸ばすことになるので筋肉や腱を痛める原因になりますので注意して下さい。

痛みを感じる手前でやめる

ストレッチは決して痛みを伴うものではなく、気持ちのいい、リラックスできる運動です。

痛みを感じるまで伸ばすのはむしろ逆効果で、筋肉や腱を痛めることにもなります。

筋肉や腱に張りが感じられるところ(痛みを感じる前)までで、それ以上伸ばさないようにしましょう。

息を止めないで行う

ストレッチを行う時に多くの方が無意識に呼吸を止めています。

筋への酸素と栄養物の供給量を増やすには深く呼吸(ゆっくり楽な感じで)をするように心掛け、効果的なストレッチを行って下さい。

伸ばす時間

ストレッチは数秒伸ばしただけでは効果がありません。

ひとつのストレッチにつき、健康目的なら20秒程度、本格的なスポーツなら30秒位が目安となります。

間違ったストレッチは逆効果

姿勢が悪かったり、方法が間違っていると偏った筋や腱のみ伸ばされるので思ったような効果が得られない場合があります。

行う際には注意深くストレッチ方法を確認してから行ってください。

運動前後にはストレッチを行う

運動前のストレッチは筋肉や腱を伸ばし関節の可動域を広げることでケガを予防します。

運動後のストレッチは筋と腱の修復を促し筋肉痛などを防ぐのに役立ちますので必ず行うように心掛けましょう。

毎日続ける

ストレッチは基本的に毎日続けることが大切です。

そのためにも痛さのあるような無理なストレッチは行わないことが重要です。

気持ちの良いストレッチを心掛け、自然と習慣づけられるように行って下さい。